やりたい仕事だけできるはずがない。
・指示された仕事でも、内容が「できない・やりたくない」と思ったらやろうとしないこと。
そもそも、できることって何?
やりたいことって何?
それぞれ細分化して組み合わせることができると思う。
1:やりたくて、できること。(天職)
2:やりたくないけど、できること。(得意を伸ばす)
3:やりたいけど、できないこと。(不得意にチャレンジ)
4:やりたくないし、できないこと。(向いていない)
さらに仕事の中でも細分化でき、
例えば事務という仕事の中でも、
「お茶入れやアテンドが苦手」「エクセル作成は得意」など。
要は割合の問題なのかもしれない。
自分の場合は仕事で4の割合が多く、単純に向いていないんだと思う。
しかもコミュ障で報告連絡相談ができず、一日で一言も発せず帰宅することもしばしばである。
前世から引き継がれたスキル!?
・自分しかいない部署で、スキルを学ぶ機会がないこと。
未経験でもやりたいことができ、
スキルが身についていくなら挑戦する価値はある。
「是非やらせてください!」
面接でそう言って熱意を買われて入社。
自分しかいない部署に配属。
利点は、自分のやり方を構築できること。
欠点は、自分のスキルが上限だということ。
つまり、すべて自分次第。
これは意欲的な人にとっては好環境なのかもしれない。
しかし、向上心より恐怖心が勝る自分にとってはスキルの向上が図りにくい環境だ。
自分で目標を立て、それが正しいのかも分からないまま突き進む恐怖。
ワクワク感よりも恐怖心が勝る厄介な性格。
一体いつになったらワクワク感が勝るのか。
よし、資格取得を目指そう!・・・試験は1年後!?それまで仕事が続いているかどうか。
仕事のアイディアは全然出てこないのに、言い訳はポンポン出てくる不思議。
これはまさか前世から引き継がれたスキルなのか!?
業界は真剣に選ぶべき。
・業界に興味が持てないこと。
今回の転職では、以前の業界・職種ともに未経験。
つまり、完全に1からのスタート。
ただでさえ適応できない私が敢えて未経験に飛び込んだのには、
それなりの勇気と覚悟と希望があった。
しかし、やっぱり適応障害。
以前の業界との違い。
・休みが多くなった。
・自分のやりたいことができる。(はずだった)
・残業が少なくなった。
・鬱陶しい上司やお客さんから離れることができた。(はずだった)
ざっと利点をあげるとこんなものか。
改めて文字で見てみると、とてつもなく幼稚な考え・・・
自分の不甲斐なさに嫌気がさす。
今回の転職活動時に第一に優先していた条件が、
ワークライフバランスを整えられること。
以前の仕事は拘束時間が長く、時間も不規則だったからだ。
最後には身体を壊してしまい、逃げるように退職した。
しかし、今度は新たな悩みができた。
業界に全く興味がないこと。
業界は全然考慮せず、とにかく自分のしたいことができる環境に飛び込んだ。
実際の環境は、自分のしたい仕事以外にもすることが多く、
しかも全く興味がない。苦手。したくない。
しなければいけないと思いながら毎日出社して仕事するのは本望から外れている。
本当にどうしたものか。
自分の先見の明のなさに愕然としている。
先のことを考える余裕がなく、今自分がしたいことだけを考えて行動してきた。
そのツケが回ってきているのかな。
働く業界は、本当に選んだほうがいい。
したい仕事は入社してから選べるかもしれないが、業界は選べない。
どんな職種に入ったとしても、基本的な身につけるべき知識は共通だ。
だから私は今苦しんでいる。
慣れの問題なのだろうか。
致命的なミスばかり。
電話なんか消えて無くなれ。
・電話業務が怖いこと。
元々、電話はそんなに苦手ではなかった。
遡ること10年以上前、新卒で入社した企業。
新規開拓営業部署に配属され、
まず顧客候補リストを見ながらひたすらテレアポをしていた。
断られたり、この個人情報はどこから手に入れたんだと怒鳴られたり、
社会の理不尽さに直面していた。
電話が怖いと思った直接の原因はそこではない。
ある時、ふと視界に私の電話を注意深く観察する先輩が目に入った。
見られている。
私が恐怖を感じたのはそこからだ。
周りの評価を極端に気にする性格の私にとって、
見られていること、怒られることは恐怖の何物でもない。
さらに追い討ちをかけることを別の先輩から言われる。
「関西弁のイントネーションがだめ、直して。」
ショックだった。
この会社は関東の会社で、私は関西出身だった。
関西人であることを活かすどころか否定され、
周りからの評価が良くないことに気付いた私は怖くなった。
電話を見られたくなくなった。
そこで私が取った行動は、会社の会議室を借り、
私用携帯からテレアポを始めた。
効果的面。
何の躊躇もなくスムーズに電話をかけることができた。
これが私の電話スタイルを決定付けてしまった。
見られている環境(オフィスなど)では電話するのが極端に怖くなった。
今でもそうだ。電話を取れと言われても取れない。
手が、体が硬直し、心拍数が爆上がりする。
気になって仕事中心拍数を測るアプリで調べてみたら120あった。
仕事中ずっと120の心拍数の私、その辛さとしんどさを共感してもらえないだろうか。
「〜すればいいだけやん」
それができないのである。
やろうとすれば他人の何十倍もの気力と体力を必要とする。
その分、できた時の達成感は半端ない。
頭ではやらなきゃと思っていても体が言うことを聞かない。そんな感覚。
話は戻り、会議室で電話をするのは上司の注意で続かず、
結局テレアポ業務に極度のストレスがかかり、
うつ病を発症して会社を辞めることになった。
それ以来、自分は電話が苦手なんだという固定観念が植え付けられた。
人と話すのも苦手、電話も苦手。
どうしようもない自分に待ち受けているのは。
それができれば苦労しない。
・報告連絡相談(ホウレンソウ)ができないこと。
報告連絡相談が大切なことは理解している。
そして張り切って報告連絡相談をしに上司のところへ。
「は?もっと簡潔に言ってくれる?」
「何を言いたいのか分からない」
「リサーチ不足」
これらはまだ分かる。
原因は自分の努力不足だから。
これは自分が頑張っただけ改善できるからまだいい。
問題は言われた言葉の『内容』ではない。『態度』だ。
忙しい時に話しかけてしまったのは申し訳ない。
しかし、いつ話しかけたらいいのか全く分からない。
「タイミングを見計らって」とか言われても、その『タイミング』が分からない。
さらにムスッとした表情をされると萎縮してしまう。
言葉のトーンも嫌そうな感じが滲み出ている。
ムスッとしてしまうようなことを報告連絡相談されるのも嫌なのは分かる。
自分が上司の立場だったら同じ態度を取っているかもしれない。
でも少なくとも部下である私は、上司に報告連絡相談をしようとしている。
それを萎縮させるような態度や言葉は謹んでもらいたい。
何様のつもりだと言われるようなことを書いているのは理解している。
しかし、報告連絡相談を萎縮させるようなことをして会社のためになるだろうか。
それで仕事が滞ったら全部私の責任になるのは理解できない。
文句ばかり書いていても不毛なので、私から提案がある。
私のような上司に話しかけるタイミングが分からず悶々とする人は、
社内メールなどのシステムで報告連絡相談するルールを整えることだ。
これなら私のような話を振る技術がない人でも遠慮なく自分のペースで報告連絡相談ができる。
その後必要であれば会議室などで面談する機会を作ればいい。
自分が上司ならそうする。
他人の機嫌に生きる。
・上司や先輩の顔色を伺ってばかりいること。
もちろん、上司や先輩に声をかけられたり、褒められたりすると嬉しい。
それをもってしても、機嫌の悪さや怒られることの恐怖心が勝る。
「世間知らず。」「今言うべきことじゃない。」「なぜそんなことを言ったの?」
今まで数え切れないくらい言われ続けてきた言葉。
自分ではそう思っていないのに突然言われる恐怖。
悪いことを言ったり、相手の機嫌を損ねることをしゃべってしまっているという自覚がない。
だから余計に自分が信じられず、怖い。
もう話すのは辞めておこう、となる。
その結果、自分の殻に閉じこもり、話しかけられるまで様子をみる態度になる。
TPOをわきまえる。
ものすごく苦手。
自分が何をしでかすのか分からず怖い。
コミュニケーション力の欠如。
先の記事の内容の考察。
・孤独に感じること。
職場には大勢の人間がいるのに、まるで自分だけいないかのようにスルーされる状態。
自分から話しかけることができず、空気のような存在。
上司や先輩の顔色を常に伺いつつも、こちらから話しかけることが怖くてできない。
そして誰にも話しかけられなくて孤立する。
こんな状態がずっと続くと思うと吐き気がする。
なんで自分はいつもこうなるんだろう。
どのコミュニティーに入り込んでも、結局こうなる。
自分はどうやって生きていけばいいのだろう。
夢があるが、叶う気がしない。
自分の気持ちに正直に。
正直に生きるとこうなる。